B 財務・会計

「仕訳の基本」を学んで財務諸表をつくるためのルールを覚えよう

財務会計

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「財務・会計」から『仕訳の基本』について説明するよ!

仕訳とは?

簿記では、資産・負債・純資産・収益・費用といった科目の増減を把握するため、取引に応じて「勘定科目」と「金額」を設定します。この「勘定科目」と「金額」を設定する作業を仕訳といいます。

仕訳の基本①:借方と貸方

簿記特有の表現に、「借方」と「貸方」という言葉があります。「借方」は左側、「貸方」は右側に位置します。

トラ丸
あまり深く考えず、「借方=左側」、「貸方=右側」と覚えよう!

仕訳の基本②:借方・貸方の増減を理解しよう

仕訳は、以下のルールに沿って記載していきます。

<貸借対照表・損益計算書> ⇒ <仕訳>

  • 借方(資産・費用)にある勘定科目が増加した場合 ⇒ 仕訳上では借方(左側)に記載
  • 借方(資産・費用)にある勘定科目が減少した場合 ⇒ 仕訳上では貸方(右側)に記載
  • 貸方(負債・純資産・収益)にある勘定科目が増加した場合 ⇒ 仕訳上は貸方(右側)に記載
  • 貸方(負債・純資産・収益)にある勘定科目が減少した場合 ⇒ 仕訳上は借方(左側)に記載

仕訳の例

アウル先生
では、以上の基本をあてはめながら、実際の仕訳例を見ていきましょう!

【仕訳例①】商品100,000円を売り上げ、代金は現金で受け取った

現金 100,000円 売上 100,000円

【仕訳例②】商品70,000円を現金で仕入れた

仕入 70,000円 現金 70,000円

【仕訳例③】事業用に使う車両200,000円を現金で購入した

車両運搬具 200,000円 現金 200,000円

【仕訳例④】銀行から300,000円借入れをし、普通預金に入金した

普通預金 300,000円 借入金 300,000円

【仕訳例⑤】従業員の給料20,000円を普通預金から支払った

給料 20,000円 普通預金 20,000円

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