B 財務・会計

「損益分岐点比率」を理解して企業の収益性・安全性を高めよう

投稿日:

財務会計

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「財務・会計」から『損益分岐点比率』について説明するよ!

損益分岐点とは?

まず、損益分岐点とは利益も損失も発生しない営業量(売上高や販売量)のことです。

利益が0(ゼロ)ということは、「限界利益-固定費=利益=0」となるので、「限界利益=固定費」となり、損益分岐点では限界利益と固定費が一致することになります。

トラ丸
限界利益については、「CVP分析」の解説ページを参考にしてみてね!

損益分岐点比率とは?

損益分岐点比率とは、(実際の)売上高に対して損益分岐点売上高がどの程度の割合になっているのかをみる財務分析の収益性の指標です。式で表すと以下のようになります。

損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上高/(実際の)売上高×100

損益分岐点比率が低いほど収益力が高く、売上低下による影響も少なくなります。

アウル先生
企業規模や業種にもよりますが、一般的に80%を下回っていると優良企業といえます。

赤字企業において特殊要因などがない場合は、損益分岐点比率が100%を上回ることになります。

安全余裕率

安全余裕率は、現在の収益(売上高)の安全性を判断するために使う比率です。式で表すと以下のようになります。

安全余裕率(%)=(売上高-損益分岐点売上高)/売上高×100
安全余裕率(%)=100-損益分岐点比率

安全余裕率は損益分岐点比率とは逆で、高ければ収益面の安全性が高いといえます。

安全余裕率を高めるにはどうしたら良いか?

安全余裕率を高め、収益面の安全性を確保するためには、売上高を増加させるか、損益分岐点を引き下げるといった方法が考えられます。

トラ丸
売上高を増加させる、あるいは損益分岐点を引き下げるには、以下の施策が有効だよ!
<売上高を増加させる方法/損益分岐点を引き下げる方法>

  1. 変動費を削減する
  2. 固定費を削減する
  3. 販売単価を引き上げる
  4. 販売数量を増加させる

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