
設備投資とは?
設備投資とは、生産や販売といった事業活動で必要となる固定資産(土地・建物、機械設備など)に投資をすることです。



設備投資の決定プロセス
設備投資の可否を判断する際、以下のプロセスに沿って検討していきます。
①目的の明確化
その設備投資を行うことで、「何を達成するのか?」、「どんなことが解決できるのか?」などの目的を明確にします。また、その目的に合わせて、「生産を拡大するのか?」、「効率化・省力化をするのか?」といった方向性を打ち出します。
②設備投資案の検討
目的に合った設備投資案を検討していきます。例えば、新しい工場を建設するのか、ラインの増設で対応するのか、などの設備投資案を複数出していきます。
③設備投資案の評価・選択
各設備投資案に対し、各所から意見を募ったり、評価をすることで、最適な案を選択します。
④導入方法の検討
設備資金では多額の資金が必要になるため、導入方法を検討する必要があります。

⑤設備投資の実行
選択した設備投資案に沿って、実行に移します。実行に移した後も、「予算内で収まっているか?」、「導入はスケジュール通り進んでいるか?」、「(設備稼働後)期待通りの成果を上げているか?」などのチェックも忘れずに実施するようにしましょう。