
コーポレートガバナンスとは?
コーポレートガバナンスは「企業統治」などと訳され、企業に対する株主、顧客、従業員などの利害関係者(ステークホルダー)の視点から、企業の社会性や収益性を確保しようとする取組みです。

コーポレートガバナンスの機能
株式会社では、株主が会社の所有者となるが、実際に経営を行うのは株主により選任された取締役(経営陣)が行います。
経営陣は、株主の利益を最大化すべく経営を行いますが、その経営責任が適切に果たされているかを管理監督する仕組みがコーポレートガバナンスです。具体的には、「株主総会、取締役会、監査役会等の組織構成」や「経営状況の監査体制」、「株主に対する情報開示の仕組み」等の制度(仕組み)を検討・実施します。

こんなに違う!日本とアメリカのコーポレートガバナンスの実態
コーポレートカバナンスは国の慣習や法律によっても大きく左右されます。日本とアメリカを比べると以下のような違いがあります。
アメリカ |
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日本 |
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コーポレートガバナンス・コードって何?


「コーポレートガバナンス・コード」には、株主が権利を適切に行使することができる環境の整備を行うことなどが定められていて、何らかの事由でこの環境整備が実施(コンプライ)できない場合は、投資家にその理由を説明(エクスプレイン)することが求められています。(これを「コンプライ・オア・エクスプレイン」といいます。)