
サイバー犯罪とは?
サイバー犯罪とは、主にコンピュータネットワーク上で行われる犯罪の総称のことをいいます。インターネットなどが普及してきた昨今、その犯罪数や規模が増加しています。

不正アクセス
本来であればアクセス権限を有していない人が、サーバや情報システムの内部へ侵入する行為です。サーバや情報システムへ侵入されると、重要な情報が漏洩(ろうえい)してしまったり、システムが停止・改ざんされてしまう等のリスクがあります。
フィッシング(詐欺)
インターネットのユーザから経済的価値がある情報(ユーザ名、パスワードなど)を奪うために行われる詐欺行為です。メールのリンクから偽のサイトに誘導して、個人情報を入手するのが一般的な手口です。
DoS攻撃、DDoS攻撃
DoS(Denial of Service attack)攻撃とは、大量のデータやアクセスを集中させることでサーバを高負荷状態にしたり、脆弱性をつくことで、サービスを妨害する行為です。
DDoS(Distributed Denial of Service attack)攻撃は、大量の攻撃用コンピュータから、1つのサービスに一斉にDoS攻撃を仕掛ける手口です。

ウイルス
ウイルスは、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。

トロイの木馬
有用なソフトを装ってコンピュータ内部に侵入し、データの破壊、改ざん、詐取などを行いプログラムです。
キーロガー
キーボードの操作を不正に記録するプログラムです。

ボット
攻撃者から遠隔操作され、指示された動作を行うプログラムです。
スパイウェア
ユーザやシステムの情報を不正に収集するプログラムです。
ランサムウェア
感染したコンピュータのファイルを勝手に暗号化し、復元するための身代金(ランサム)として金銭を要求するプログラムです。
