
システムの評価方法とは?
コンピューターシステムを評価する指標にはいくつかの種類があります。コンピューターシステムを評価することで、性能や信頼性を把握することができます。

性能面の評価
スループット
コンピュータシステムの、単位時間あたりの処理能力やデータ量などを表します。
レスポンスタイム
コンピュータシステムに処理の要求を出し終えてから、その応答(結果の出力)が開始されるまでの時間のことです。
ターンアラウンドタイム
コンピュータシステムに処理の要求を開始してから、その応答(結果の出力)が完了するまでの時間のことです。
信頼面の評価
RASIS
RASISとは、コンピュータシステムの信頼面の評価において、「R:信頼性」、「A:可用性」、「S:保守性」、「I:完全性」、「S:安全性」の頭文字をとった言葉です。
R(Reliability):信頼性
どのくらい故障せずに稼働するか
A(Availability):可用性
どのくらいシステムを利用できるか
S(Serviceability):保守性
故障した場合、どのくらい早く直すことができるか
I(Integrity):完全性
システムの正確さ、仕組みとしての一貫性・完全性
S(Security):安全性
システムのセキュリティや安全性
