C 企業経営理論

「組織のライフサイクルモデル」で企業がどの段階にいるか把握しよう

更新日:

企業経営理論

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「企業経営理論」から『組織のライフサイクルモデル』について説明するよ!

組織のライフサイクルモデルとは?

トラ丸
ライフサイクルモデルって、個人の家計行動をモデル化したものだよね?
アウル先生
その通り!それを組織に当てはめたものが、「組織のライフサイクルモデル」だよ!

「組織のライフサイクルモデル」は、組織の成長に合わせて、行動や構造、文化、管理システムなどが進化していく過程を説明するモデルのことです。

「組織のライフサイクルモデル」では、組織の成長過程を「起業家段階」「共同体段階」「公式化段階」「精巧化段階」の4つに分類しています。

①起業家段階

創業者の創造性や革新性が先行し、組織の管理面は軽視されやすい段階です。しかし、組織の成長に伴い、創業者の個人能力だけでは管理しきれない業務量を扱うようなります。

アウル先生
さらなる成長を続けるには、経営管理能力に長けた優秀なリーダーによって統合されていくことが必要となります。

②共同体段階

組織の内部活動が統合されていく段階です。強力なリーダーシップを得ることで、組織が一丸となり目標に向けて統合していきます。この段階では、しっかりとした組織統制ではなく、リーダーの個性や魅力で従業員を牽引していきます。

トラ丸
さらに組織が成長すると、リーダーシップだけでは対応できなくなってくるため、権限委譲をしてリーダー以外の管理者を増やしていくなどの対策が必要になるよ。

③公式化段階

職務規程・評価システム、会計制度、各種規則・規制などが導入され、組織が官僚制的になっていく段階です。組織が拡大・複雑化するにしたがって、専門のスタッフが必要となってきます。

アウル先生
さらに組織の規模が拡大・複雑化すると、「官僚制の逆機能」(例えば、規則に無いから出来ないという杓子定規な対応など)が発生する可能性があるので注意が必要です。

④精巧化段階

上記の通り、官僚制は行き過ぎると危機に陥りますが、この危機に対して、組織は多数の部門に分割し、小規模組織の利点を活かしつつ柔軟性を確保しようとする段階です。組織構造は分権化・権限委譲が進み、全体として分化と統合のバランスが強調されていきます。

トラ丸
この段階になると、当初(起業家段階)持っていた社会的使命の重要性等が薄れていくことがあるので、組織文化の変革といった再活性化を図っていく必要があるよ。

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