A 経済学・経済政策

「信用創造」で金融機関が果たしている役割を理解しよう

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A経済学経済政策

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「経済学・経済政策」から『信用創造』について説明するよ!

信用創造とは?

信用創造とは、金融機関(銀行等)が企業や個人に対して融資(貸出し)を繰り返すことによって、最初に受け入れた金額以上のお金(預金通貨)をつくりだすことをいいます。

(参考)準備預金制度
準備預金制度とは、金融機関が預金の払戻しに備えて、「受け入れている預金等の一定比率(支払準備率)以上の金額を日本銀行に預け入れること」を義務付ける制度です。

つまり、金融機関は預金者から預かったお金のうち、準備預金を残した額を貸し出しに回すことができます。それを続けることで、最初に預かったお金の何倍もの預金が経済全体に生まれることになります。

信用創造の例

トラ丸
う~ん。ちょっと難しくてピンとこないな・・・。
アウル先生
じゃあ、実際に信用創造の例を出してみよう!
<信用創造の例>

  1. A社は余剰資金があったので、X銀行に預金を100万円します。
  2. X銀行は準備預金10万円(支払準備率10%と仮定)を残して、B社に90万円貸し出しをします。
  3. B社は融資してもらった90万円をY銀行の口座に預けます。
  4. Y銀行は準備預金9万円を残して、C社に81万円貸し出しをします。
  5. C社は融資してもらった81万円をZ銀行の口座に預けます。
  6. Z銀行は準備預金8.1万円を残して、D社に72.9万円貸し出しをします。


以上のように、銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体の預金額が大きくなっていきます。

トラ丸
なるほど!この仕組みを信用創造っていうんだね!
アウル先生
銀行はこうやって信用創造を行うことにより、経済活動を円滑にする役割を担っているんだ。

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