

第2次試験(筆記試験)の受験資格
第2次試験の筆記試験を受けるためには、下記の受験資格を満たしている必要があります。
- 本年度の第1次試験合格者
- 前年度の第1次試験合格者
- 平成12年度以前の第1次試験合格者については、1回に限り第1次試験を免除されて第2次試験を受験できます。
第2次試験(筆記試験)の試験方法
中小企業の診断および助言に関する実務の事例について、筆記の方法により実施されます。

- A 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅰ
- B 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅱ
- C 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅲ
- D 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 IV

- 「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
試験時間・配点・合格基準
なお、筆記試験の試験時間は各事例とも80分、配点はそれぞれ100点満点です。
筆記試験の合格基準は、総点数の60%以上でかつ1科目でも40%未満の科目がないこととなっています。


おおまかなスケジュール
第2次試験(筆記試験・口述試験)はおおまかに下記のスケジュールに沿って実施されます。
- 出願期間:8月下旬~9月中旬
- 筆記試験実施日:10月下旬の日曜日
- 筆記試験合格発表:12月上旬
- 口述試験実施日:12月中旬の日曜日
- 口述試験合格発表:12月下旬~翌年1月上旬

<平成31年度の第2次試験スケジュール>
- 出願期間:平成31年8月23日(金)~9月17日(火)
- 筆記試験日:平成31年10月20日(日)
- 筆記試験合格発表:平成31年12月6日(金)
- 口述試験日:平成31年12月15日(日)
- 口述試験合格発表:平成31年12月25日(水)
合格率の推移
第2次試験(筆記試験)における合格率の推移は以下のようになっています。
平成30年度(2018年) | 18.8% |
平成29年度(2017年) | 19.4% |
平成28年度(2016年) | 19.2% |
平成27年度(2015年) | 19.1% |
平成26年度(2014年) | 24.4% |
平成25年度(2013年) | 18.6% |
合格率は概ね20%前後となっていて、5人に1人だけが合格できる狭き門となっていることが分かります。
しかも、第2次試験を受験する人は第1次試験を突破した猛者たちです。
当然、全員が「絶対に合格する」という強い気持ちをもって受験に臨みます。
このことからも、中小企業診断士の第2次試験は難易度が極めて高いことがお分かりいただけるかと思います。
