

まずは2次試験の試験構成を見てみよう
2次試験と関連の深い1次試験の科目を把握するために、まずは2次試験の試験構成を見てみましょう。
2次試験の試験構成は以下のとおりとなっています。
- 「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
- 「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」


- 組織(人事を含む)
- マーケティング・流通
- 生産・技術
- 財務・会計

- 組織(人事を含む)⇒C 企業経営理論
- マーケティング・流通⇒C 企業経営理論
- 生産・技術⇒D 運営管理
- 財務・会計⇒B 財務・会計


科目合格はどれを順番に狙えば良いのか?
2次試験と関連の深い科目は、「B 財務・会計」、「C 企業経営理論」、「D 運営管理」ということが分かりました。
これを踏まえて、『科目合格戦略』を立ててみましょう!
中小企業診断士試験の1次試験では、“科目合格制度”が取られているので、3年間のうちにすべての科目(7科目)に合格すれば、1次試験を合格したことになります。

最初から1発合格を目指さず、2~3年間かけて1次試験の合格を目指す人にとっては、『どの科目から順番に取っていくのか?』が非常に重要な戦略になってきます。
そこで参考にしたいのが、上記で説明した“2次試験と関連の深い科目”です。
2次試験と関連の深い科目を残しておくことで、1次試験に合格した後、そのまま勉強した知識が使えるといったメリットがでてきます。


(まとめ)アウル先生おすすめの科目合格戦略
初年度は下記の科目を優先しよう!
2年目以降は「2次試験と関連の深い科目」に集中しよう!