C 企業経営理論

「雇用管理(採用・人事異動)」を学んで組織を活性化させよう

企業経営理論

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「企業経営理論」から『雇用管理(採用・人事異動)』について説明するよ!

採用活動

企業の採用活動は、今までは「春期の新卒一括採用」が一般的でしたが、最近では通年採用をする企業も増えてきました。
その他にも、中途採用職種別採用、インターンシップ制度の導入など、採用活動の多様化がみられるようになってきています。

アウル先生
採用活動の多様化がみられるといっても、日本ではまだまだ新卒一括採用が根強く残っているのが現状だ。
そんな新卒一括採用のメリットとデメリットをみてみよう!

新卒一括採用のメリット

  • 採用の容易さ、一括アプローチが可能
  • 教育コストの軽減される
  • 企業への忠誠心と個人の組織への同化
トラ丸
学生側のメリットはもちろんあるけど、企業側のメリットも大きいね!

新卒一括採用のデメリット

  • 景気により採用数が変動
  • 学業への悪影響懸念
  • やり直しがききにくい社会

トラ丸
デメリットの方はやっぱり学生側に多い気がするね。

アウル先生
他にもメリット・デメリットはあるから、今後も社会に合わせて採用活動の在り方も変わっていくんじゃないかな!

人事異動

多くの企業では、人材育成や組織の活性化を目的に、定期的に人事異動を行っています。
人事異動は、役職などの上下変動を行う垂直的異動と、役職などの変動を伴わない水平的異動があります。

垂直的異動

  • 昇進:現在の役職より上位の役職へ異するもの
  • 降職:現在の役職より下位の役職へ異動するもの
  • 昇格:職能資格制度における上位の資格へ異動するもの
  • 降格:職能資格制度における下位の資格へ異動するもの
職能資格制度:人事制度の形態のひとつで、能力主義にもとづく制度。社員をその職務遂行能力に基づいてランク付けし、それに応じて待遇を決める。

水平的異動

  • 配置転換:現在の職種と異なる職種(部署)に異動する職種転換や、同じ職種のまま勤務地を変更する勤務地転換がある。
  • 出向:企業間の契約や企業の命令により、他の企業へ異動すること。在籍出向移転(転籍)出向がある。

人事異動をする目的

アウル先生
なぜ、企業が定期的に人事異動を行うかというと、下記のような、それぞれに見合った目的があるからなんだ!
  • 従業員の人材育成・能力開発のため
  • 組織を活性化させるため
  • 新事業、多角化、技術革新に伴う人員配置のため
  • 適材適所の配置による、従業員の有効活用のため
トラ丸
人事異動には組織を動かしていくための様々なメリットがあるんだね!

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