C 企業経営理論

「SWOT分析」って何?使い方、読み方、実例まで解説!

企業経営理論

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「企業経営理論」から『SWOT分析』について説明するよ!

トラ丸
『SWOT分析』?そもそも、なんて読んだら良いんだろう・・・

SWOT分析とは

SWOT分析の使い方

SWOT分析は企業や事業の現状分析をするための分析手法フレームワークです。

SWOTは、S(Strength):強みW(Weekness):弱みO(Opportunity):機会T(Threat):脅威のそれぞれの頭文字をとっています。

自社を取り巻く環境による影響(外部環境)と、それに対する自社の現状(内部要因)を分析することで、自社の置かれている立場を確認することができます。

トラ丸
分類が4つもあって覚えるのが大変そう・・・
アウル先生
あまり難しく考えずに

  • Strength・・・自社の内部要因である強み
  • Weekness・・・自社の内部要因である弱み
  • Opportunity・・・外部環境の機会
  • Threat・・・外部環境の脅威

という感じで覚えると分かりやすいかもしれないね!

SWOT分析の読み方

アウル先生
ちなみに、SWOT分析は「スウォット分析」と読まれることが多いよ!
トラ丸
会話する時、間違わないように覚えておこう!

SWOT分析の実例

SWOT分析を行うときは、下のような表にまとめていくと分かりやすいです。

SWOT分析見本

では、表に当てはめて、実際に「レストランを題材にした事例」を見てみましょう。

【レストランを題材にした事例】
SWOT分析例

上の表のように、自社の内部要因と外部環境をまとめることにより、自社の置かれている状況を分析することができます。

(応用編)クロスSWOT分析とは

アウル先生
実は上で紹介したSWOT分析だけだと経営戦略を考える上では不十分なんだ。
トラ丸
え~っ!せっかく覚えたのに!
アウル先生
SWOT分析はあくまで自社の置かれている現状を把握するにすぎない。
もう一歩踏み込んで、『クロスSWOT分析』を行ってみよう!

『クロスSWOT分析』では、SWOT分析の時に出した「強み」、「弱み」、「機会」、「脅威」をそれぞれを掛けあわせることにより、自社が今後取るべき経営戦略を練ることができます。

クロスSWOT分析

上図を参考に自社が今後どんな戦略を取っていったら良いか、内部要因や外部環境を基に立案することができます。

身近な企業にも使えるフレームワークなので、気になる企業があったら試しにどんどん使ってみると覚えが早いですよ!

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