
価格政策とは?
価格設定とは、製品・サービスの価格決定を戦略的に行うことで、市場、製品の特性、コストなどを総合的に考慮して決定されます。
価格政策には以下のようなものが考えられます。
ロスリーダー政策
収益を度外視した低価格の目玉商品を用意し、集客数を上げる価格政策です。集客をしても、目玉商品以外の商品が売れないと採算が取れない可能性もあります。

プライス・ライン政策
それぞれの品目をいくつかの価格で段階的に設定する価格政策です(例:3,000円/5,000円/7,000円)。
顧客は商品価値を判断しやすくなり、その価格帯の中でのみ商品を選択するため購買決定が容易になるといったメリットがあります。

オフプライス政策
品質評価が定まっている商品などの売価を、通常価格から割り引いて設定(ディスカウント)することよって、販売量および売上高の増加を図る価格政策です。
EDLP制作(Every Day Low Price政策)
すべての商品を毎日、低価格で販売する価格政策です。いつ来ても低価格であることを顧客にアピールして、顧客が他店に行く動機・手間をなくすことで、自店での購入を促します。

価格比較表示政策
競合他社の販売価格を打ち出し、その価格と比較させることで自店の安さをアピールする価格政策です。