D 運営管理

「売場のレイアウト」において配慮しておくべき点を押さえよう

運営管理

アウル先生
今回は中小企業診断士試験の「運営管理」から『売場のレイアウト』について説明するよ!

売場レイアウトとは?

売場レイアウトとは、売場での陳列器具や商品の配置・構成について計画を立てることです。店舗内の売場レイアウトを考える際は、営業施策や顧客の行動心理などを考慮し、最適な配置・構成を目指します。

トラ丸
ただ、「スペースが空いているから、そこに置く」って考えじゃダメなんだね!

売場のレイアウトを考えるときに気を付けたいこと

売場のレイアウトを考える際に配慮すべき点は、以下のような項目があげられます。

商品の配置

計画購買される商品と、衝動買いされる商品(非計画購買される商品)に分けて商品を配置する方法があります。
一般的には、計画購買される商品を店内の奥に配置して、顧客の動線を長くします。

計画購買:消費者が購入前にブランドや価格等について充分な理解し、来店前に買うことを決めていること。

販売方法

自店舗の販売方法(対面販売、側面販売、セルフサービスなど)に合わせて、販売に適したレイアウトを計画します。

通路・動線

通路は、本数・幅・客動線などを基準に設定します。主通路(多くの顧客が通る通路)には主力商品を配置します。
また、顧客の動線だけでなく、従業員の動線も考える必要があります。顧客の動線はできるだけ長く、従業員の動線はできるだけ短くするのが基本です。

壁面

人は壁に沿って進む習性があるといわれているため、壁面にも什器を設置して商品を陳列したり、ポスターやチラシを貼るなどの工夫が重要となります。

天井・床・柱

天井の高さや形状、床の素材、柱の位置、カラーなども考慮に入れて、レイアウトを検討する必要があります。

トラ丸
店舗のレイアウトを考えるときは、色々なところに配慮しないといけないんだね。
アウル先生
大変だけど、店舗運営における楽しみの1つとも言えるね!

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