
売場レイアウトとは?
売場レイアウトとは、売場での陳列器具や商品の配置・構成について計画を立てることです。店舗内の売場レイアウトを考える際は、営業施策や顧客の行動心理などを考慮し、最適な配置・構成を目指します。

売場のレイアウトを考えるときに気を付けたいこと
売場のレイアウトを考える際に配慮すべき点は、以下のような項目があげられます。
商品の配置
計画購買される商品と、衝動買いされる商品(非計画購買される商品)に分けて商品を配置する方法があります。
一般的には、計画購買される商品を店内の奥に配置して、顧客の動線を長くします。
販売方法
自店舗の販売方法(対面販売、側面販売、セルフサービスなど)に合わせて、販売に適したレイアウトを計画します。
通路・動線
通路は、本数・幅・客動線などを基準に設定します。主通路(多くの顧客が通る通路)には主力商品を配置します。
また、顧客の動線だけでなく、従業員の動線も考える必要があります。顧客の動線はできるだけ長く、従業員の動線はできるだけ短くするのが基本です。
壁面
人は壁に沿って進む習性があるといわれているため、壁面にも什器を設置して商品を陳列したり、ポスターやチラシを貼るなどの工夫が重要となります。
天井・床・柱
天井の高さや形状、床の素材、柱の位置、カラーなども考慮に入れて、レイアウトを検討する必要があります。

